3Dで見る母校
(制作/3E 伊藤知彦)
皆さま、こんにちは。
ハカセこと3E伊藤知彦です。去る1月6日夜に放送された、NHKの「歴史秘話ヒストリア 徹底解明!これが”真田丸”だ」をご覧になりましたか? 空中写真を使った立体視を駆使して、今年の大河ドラマの主人公、真田信繁が築いた真田丸の場所や大きさを推定していました。 先日の第4回nAMI会でもご披露した川名中学学区の空中写真、国土地理院での本来の使い方はあのようなものです。 2枚の写真から地形を立体的に再現して地図作成に必要な情報を得るのです。 そこで、簡単ですが学区の歴史コーナーにこの立体視ペアを加えることを思いつきました。
まずは、分かりやすい母校の写真からです(ファイルは、A5の大きさに印刷すると最も3D視しやすいサイズにデザインしました)。 もう少し大きなもののほうが細かいところが見えて面白いのですが、実体鏡という特別な道具が必要になるので、とりあえずは何も使わずにできる大きさにしました。
平行法でも交叉法でもどちらでも良いので、二つの写真から3Dを再構成してみて下さい。 一番上の川原小学校は土地が平坦ですが、校舎の位置が分かりやすいので、まずはこれから練習して下さい。 真ん中は滝川小学校。よく見ると学校が丘の上にある様子が分かりますし、南(下)の国鉄球場のそばの森が少し高台にあることもわかるはずです。 そして、一番下は川名中学。校舎のあるところと運動場の間にかなりの高低差があることがはっきりわかります。運動場西側の坂や、正門から出たところは南に下る坂になっていて、神野さんのお屋敷の前が一番低い谷になっている様子も見て取ることができます。
遊んでみて下さい。
(2016.01.11/伊藤知彦)
→立体視の仕方はこちらを参考に
下の画像をクリックすると原寸大の地図が表示されます。それをプリントしてください。
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